SRE NEXT Staff Blog

SRE NEXT 2024 は 2024年8月3日(土)〜4日(日) 開催! SREによる、コミュニティベースのカンファレンス "SRE NEXT" のスタッフブログです。

Road to SRE NEXTを開催します!

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はじめに

SRE NEXT 2024 STAFFの渡部 (@ryuichi_1208)です。

今年のSRE NEXTの開催日は2024年8月3日〜4日の2日間の開催です。会場は、サイバーエージェントさまのAbema Towersです。SRE NEXT 2023と同様に現地とオンラインのハイブリッド開催を予定しております。イベント当日が楽しみで仕方ありませんね!そこで私たちは東京開催のSRE NEXTに先駆けて8月まで全国各地を回って行うイベント「Road to SRE NEXT」を開催することに決定しました!

この投稿では「なぜRoad to SRE NEXTを開催するのか」「どんなイベントにしていきたいか」について投稿します。

Road to SRE NEXTとは

「Road to SRE NEXT」は、SREの普及とコミュニティの活性化を目的としたイベントシリーズです。このイベントは、SRE NEXT 2024の運営メンバーによって計画されています。イベントの主な目的は、地方におけるSREコミュニティの発掘と支援、SREの普及、およびSRE NEXT 東京開催への参加を促進することにあります。これにより、地方の技術者がSREとしてのキャリアを発展させるためのネットワーク構築の機会となればと考えています。また、新たな出会いを通じて、参加者同士が互いに学び合い、刺激を受ける環境を創出することも目標の一つと考えています。

私自身も仙台在住でSREを行っておりこのようなイベントが開催されること、さらに自分が運営に携わることができていることを大変嬉しく思っています。

開催スケジュール

福岡での開催が5月24日(金)に決定しました!私が所属しているGMOペパボの福岡オフィスにて開催します。また他にも3箇所での開催を計画中です。正式な決定に至っていないため、詳細は未定ですが、引き続き続報をお待ちください!

現時点で決まっているスケジュール

5月24日(金) 福岡
6月前半 TBD
6月後半 TBD
7月前半 TBD

参加、登壇者の募集方法ですがconnpassのSRE Loungeにて行いますので是非こちらのメンバー登録を済ませた上でお待ちいただければと思います。

さいごに

東京以外での開催は初めての試みであり、多くのチャレンジが伴います。しかし、SREコミュニティ全体を盛り上げるため私たちはこのイベントも全力で取り組んでいこうと思います! SRE NEXT公式Xアカウント @srenext から情報を発信していきますので、ぜひフォローしてください。

「Road to SRE NEXT」並びに「SRE NEXT 2024」へのご参加を心からお待ちしています!

SRE NEXT 2024を開催します

SRE NEXT LOGO

はじめに

SRE NEXT 2024 co-Chairの菱田 (@kenta_hi)です。 先日SRE NEXT 2024の開催日を公開しました。開催日は2024年8月3日〜4日の2日間の開催です。会場は、サイバーエージェントさまのAbema Towersです。SRE NEXT 2023と同様に現地とオンラインのハイブリッド開催を予定しております。

この投稿では、co-Chairの柘植さん (@shotaTsuge)ととも決めたSRE NEXT 2024のカンファレンステーマとそのテーマの背景・思いを共有いたします。

SRE NEXT 2024を開催する背景

SRE NEXT 2024は第1回目の 2020年から4回目の開催です。2020年と比較するとSREの関心領域に変化を感じています。実際にSREの担う技術領域の各々を掘り下げるような勉強会が活発になっています。たとえばPlatformEnineeringやIncident Managementの勉強会ですね。 この流れの理由は、SREの担う技術領域が多岐に渡るうえに各々の深さにあると考えています。

たとえば、私の所属しているTopotalに関わりが深いIncident Managementひとつとっても、多くのことを考えなければなりません。システムアラートの取得、インシデントの重篤度の判定、インシデント対応者の役割定義、障害対応手順書の準備、インシデント対応の訓練、ポストモーテムの作成の有無、アクションリストの管理などです。もちろんベストプラクティスは存在しますが、状況に合わせたベストケースは異なるものです。

このように、時間の経化によって各々の技術領域をより深く学ぶ機会が求められるようになりました。新たにSREとして活動するにも、もともとのバックグランドから近い技術領域から学ぶこともあるのではないでしょうか。

テーマは「Beyond NEXT」

SRE NEXT 2024では、2023で掲げた価値観 Diversity、Interactivity、Empathyを大切にしながら議論を深める場にしたいと考えています。SREの担う幅広い技術領域のトピックや組織、人材育成に対してディスカッションやコミュニケーションを通じて新たな知見や発見を得られる場です。

SRE NEXTの運営していたメンバーとしての視点では更にやりたいことがありました。たとえば、Diversityであれば地方や世界の方まで巻き込んだイベントにしたいであったり、Interactivityであればディスカッションする機会や環境があるイベントにしたいなどです。議論の内容によっては対面でなければ難しいディスカッションも想定できます。このような話もできるような場にしたいですし、さまざまな人が集まれるように前回よりも収容人数を増やしたいと考えています。

SRE NEXTを更に良くしていこうという思いがあり、SRE NEXT 2024のテーマをBeyond NEXT に決めました。

SRE NEXT とは

最後にSRE NEXTについてあらためてお話しします。

SRE NEXTは、システムの信頼性に関するプラクティスに関心を持つ人たちに向けたカンファレンスで「SRE Lounge」のメンバーが中心となり運営・開催されています。SREの役割を担った方に限らず、ユーザの信頼を獲得することに関心のある方を対象です。SRE NEXT 2024は、4回目の開催となります。

来場者は、第1回 SRE NEXT 2020 (オフライン開催)が457名、第2回 SRE NEXT 2022(オンライン開催)が690人、第3回 SRE NEXT 2023(ハイブリッド開催)現地参加 304名・オンライン 684名でした。

来場者の職責もSREだけでなく、インフラエンジニアやサーバーサイドエンジニア、フロントエンドエンジニアなどさまざまな職責の方に参加いただきました。

開催後には登壇スライドがSNSやブログで共有され、活発に感想や議論が行われました。 SRE NEXT というカンファレンスを通して、多様なSRE プラクティスの集約と普及に貢献したといえます。

さいごに

はじめてのハイブリット2日間の開催というチャレンジなのですが、2023年12月29日時点では日付と場所だけが決まっています。これからスポンサーの募集やセッション、企画、懇親会などのコンテンツを企画、検討を進めます。 適宜SRE NEXT公式Xアカウント @srenext から情報を発信していきますので、ぜひフォローしてください。

どうぞ、SRE NEXT2024をよろしくお願いします!

SRE NEXT 2023 パネルディスカッションのご紹介

SRE NEXT 運営の taxin(@taxin_tt) です!
今月末の2023/09/29(金)に SRE NEXT 2023 が開催されます!

本記事では、13:10 - 14:00の時間帯でオフライン限定で行われるパネルディスカッションの概要をご紹介します。

セッションのテーマ

セッション名は 【コミュニティコラボ企画】パネルディスカッション 〜信頼性に関わる、ご近所さんが集まりました〜 です!

今回はSRE NEXTの理念であるEmpathy (SRE以外も含めて裾野を広げること) を踏まえて、SREに関連する分野の技術コミュニティとのコラボレーションを企画しています。

blog.sre-next.dev

SREはDevOpsを始めとした様々な分野と関連付けや比較されることが多く、異なる分野の概念が混同されることもしばしばあります。
そのため、パネルディスカッションのテーマの一つとして、今回ご参加いただく各コミュニティのベースとなる技術分野 (CloudNative, Platform Engineering, DevOps) とSREの関係性を理解するというテーマを設定しています。

また、コミュニティ運営という切り口から、SREを実践するための重要要素である文化醸成に関するノウハウを見出すというテーマでも質問を用意しています。

スピーカーのご紹介

今回はコラボ企画として、CloudNative, Platform Engineering, DevOpsといった各分野の技術コミュニティからゲストスピーカーをお招きしています。

SRE NEXT2023のパネルディスカッションのスピーカープロフィール

CloudNative Days Tokyo の共同議長である青山 真也さん (@amsy810)、Platform Engineering Meetup の発起人の草間 一人さん (@jacopen)、一般社団法人 DevOpsDays Tokyo 実行委員の岡本 宗之さんのお三方にご登壇いただきます。

また、本セッションのモデレーターはSRE NEXT運営メンバーの かつひささん(@katsuhisa__) が担当します。

当日の質問内容

具体的には、以下のような質問を取り上げる予定です。(当日までに変更する可能性がございます。)

SREについて

  • SREと各コミュニティに関連する分野の関連性について
    • SRE / Platform Engineeringの比較
    • SRE と CloudNative の関連性
    • class SRE implements DevOps
  • コミュニティやスピーカー個人の観点で、注目しているSREの概念・プラクティスについて教えてください
  • 各コミュニティで紹介されている、もしくは実施しているSREの実践例について教えてください

コミュニティ運営について

  • コミュニティへの参加・立ち上げたきっかけを教えてください
  • コミュニティが現状の規模になるまでの歴史
  • コミュニティ運営において大変だった点とそれを踏まえた改善施策・ノウハウについて教えてください
  • コロナ禍でのコミュニティ運営について
  • コミュニティにおける参加者のエンゲージメントを高める取り組みについて

必ずしも、全ての質問を取り上げることはできないかもしれませんが、時間が許す限り、多くの内容に触れられるとよいなと思っております。

皆様、ハイブリッド開催となった SRE NEXT 2023 でお会いしましょう!

SRE NEXT 2023 の CFP についてのご案内

こんにちは。SRE NEXT 2023 のスタッフ(Speakerチーム)で Call For Proposals(CFP) を担当している清水です。

CFPの公開について

今回で 3回目 の開催となる SRE NEXT 2023 ですが、過去の回と同様に広く発表を募集します。この記事ではプロポーザルの応募にあたって感じる疑問点や不安をできるだけ解決できるよう、イベントの概要から、プロポーザルの応募方法、そしてプロポーザルが採択された場合の参加方法まで詳しくご説明します。

どのような発表を募集しているか

まずは SRE NEXT 2023 Chair の gr1m0h(ぐりもお)さんの SRE NEXT 2023開催宣言のブログ記事 をご一読ください。

前回の SRE NEXT 2022 では 「SRE DIVERSITY」がテーマでした。この価値観を継続していき、今後もこれを当たり前の価値観としていきたいと考えています。

今回、SRE NEXT はカンファレンス運営にあたっての価値観を改めて整理しなおし、「Interactivity」「Diversity」「Empathy」の3つの価値観を定義しています。それぞれの価値観の詳細については SRE NEXT 2023開催宣言のブログ記事 をご覧ください。

これらの価値観を大事にしつつ、今までの SRE NEXT と同様に、今回も以下のトピックを含む発表を募集します。

  • Site Reliability Engineering に関すること
  • 実際に遭遇した問題を解決した内容であること

そして、「Site Reliability Engineer という職種にとらわれない」「SRE 本にあったプラクティスにとらわれない」発表も広く募集します。発表時間は「20分(質疑応答の時間は含まない)」で統一します。

プロポーザルを検討する中で「これは果たしてSREなんだろうか?」と疑問を持ったとしても、あまり考えすぎず、まずは応募していただければ幸いです。

採択にあたっては、SRE NEXTスタッフ内の希望者でプロポーザルレビューおよび投票を行い、投票数の多かったものを優先的に、セッションの多様性を考慮して採否を決定します。

プロポーザルが採択された場合の参加方法

SRE NEXT 2023はオフラインとオンラインのハイブリッド開催となりますが、スピーカーの方は現地(九段会館テラス コンファレンス&バンケット)参加に限定させていただきます。また原則として、事前の録画の提出と現地での再生については不可とさせていただきます。

※自然災害等の不可抗力、その他主催者の責めに帰すべき事由によらずに現地会場への来場者の安全が確保出来ない場合にはオンライン開催に切り替える可能性があります。また、自然災害等の不可抗力、その他主催者の責めに帰すべき事由によらずにイベントの開催が困難となった場合には、開催を延期または中止させていただきます。延期の場合はオンライン開催のみとなります。

参加チケットについて

プロポーザルを提出いただいた方は、7月中旬より販売開始予定の参加チケットを急いで購入いただく必要はございません。採択された場合は無償で懇親会付きチケットが発行され、採択されなかった場合につきましては、チケット二次募集開始前に3営業日ほど優先販売の期間を設ける予定です。プロポーザル投稿フォームに記載いただいた連絡先宛に、チケット優先購入方法をご案内いたします。

プロポーザル投稿フォームの記入方法

プロポーザルの投稿フォームは 2023年7月10日(月)12:00 にオープンしました。

応募の締切は 2023年7月31日(月)23:59 です。

一度投稿したプロポーザルは、締切まで何度でも編集できます。そのため、もし少しでも「SRE NEXT 2023 で発表してもいいかな…」とお考えでしたら、仮の内容で構いませんので、できるだけ早めに最初の投稿をすることをお勧めします

また、「発表のアイディアを1つに絞れない…」という方のために、1人につき2件までプロポーザルを受け付けます。もし3件以上投稿された場合は、最終更新日が新しい2件のみを審査の対象とします。ただし、プロポーザルを2件投稿された場合、採択されるのは最大1件となります。

以下、投稿フォームの各項目について、詳しくご説明します。

メールアドレス

プロポーザルが採択された場合、@sre-next.org のアドレスから、こちらのメールアドレス宛にご連絡を差し上げます。採否の連絡は、締切の約1週間後を予定しています。

プロポーザルを投稿いただく段階では、メールアドレス以外の情報はお伺いしません。プロポーザルが採用された際には、オフィシャルサイトに掲載するため、追加で以下の情報提供をお願いします。

  • 氏名(ハンドルネーム可)
  • 所属(非公開可)
  • SNS アカウント(非公開可)
  • 氏名とともに表示するアイコン画

発表のタイトル、発表の概要

参加者が発表の内容をイメージできて「聞いてみたい!」と思えるような、タイトルおよび概要の記入をお願いします。

プロポーザルが採択された場合、これらは参加者に向けた情報として、SRE NEXT 2023 オフィシャルサイト上で公開されます。どのように表示されるかは、前回のタイムテーブルをご参考ください。

聞いた人が得られるもの

この発表を聞いた参加者が何を持ち帰れるかを、100文字以内でアピールしてください。この情報は、採否を判断するための情報として、スタッフのみが閲覧します。

例えば、あなたはどのような聴衆を想定しているか、あなたの講演を聞いた人はどんなアクションを始めたくなるか、あなたの講演を聞いた人の記憶に一番残るものはなにか、といったことを考えてみてください。

発表の詳細(任意)

現時点で予定している発表の詳細を、可能な範囲でご記入ください。この情報は、採否を判断するための情報として、スタッフのみが閲覧します。

この項目は任意入力ですが、詳しく書かれているほど、スタッフが採否を判断する際の助けになります。過去の SRE NEXT では非常に魅力的なプロポーザルが多く、最終的な採否の判断を行うにあたって、この項目をとても参考にさせていただきました。

確認事項

事前にご確認いただきたいことを、投稿フォームの最後にチェックリストとして記載しています。

これらの確認事項に同意いただける場合は、チェックボックスをオンにしてください。すべてのチェックボックスがオンになっているプロポーザルのみを審査の対象とさせていただきます。

  • イベント当日 9/29(金) 九段会館テラス コンファレンス&バンケットに来場する
  • イベント後に YouTube の SRE NEXT チャンネルでアーカイブ公開する
  • SRE NEXT 行動規範 (Code of Conduct)に同意する
  • SRE NEXT 参加規約 に同意する

おわりに

プロポーザルの提出にあたって、もし不明な点や、不安を感じる点がございましたら、Twitter@srenext 宛か、SRE Lounge の Slack グループ(参加リンク)内にある #sre-next チャンネルにてご質問ください。

それではご提出お待ちしております!

変更履歴

2023-07-06:参加チケットについて追記しました 2023-07-17:プロポーザル投稿フォームのURLを記載しました

SRE NEXT 2023を開催します

SRE NEXT Logo

はじめに

こんにちは!SRE NEXT 2023 Chair の gr1m0h(ぐりもお) です。SRE NEXT 2022では、チケットや動画管理周りを担当していました。

先日、SRE NEXT公式Twitterアカウント にてSRE NEXT 2023の日程を 9月29日(金) と発表しました!

会場は 九段会館テラス コンファレンス&バンケット です!ハイブリッド開催となるので、現地で参加の方もオンラインで参加の方も大いに楽しみましょう!!

また、スポンサー募集要項についても公開しました! 6月14日(水)11:00 からスポンサー募集を開始します!詳しくは、以下募集要項をご確認ください。

docs.google.com

この投稿では「なぜ我々はSRE NEXT 2023を開催するのか」「どんなカンファレンスにしていきたいか」を宣言します。なお、Site Reliability Engineering(以降、SRE)に関する説明は割愛します。

SRE NEXTとは

SRE NEXTとは、信頼性に関するプラクティスに深い関心を持つエンジニアのためのカンファレンスであり、同じくコミュニティベースのSRE勉強会である「SRE Lounge」のメンバーが中心となり運営・開催されているものです。

SREという職責で働く方だけではなく、ユーザーへの信頼性獲得に関心がある方すべてを対象とするカンファレンスです。(SREは思想やプラクティスであり、あえて職責として切り出さずに実現している会社は数多く存在します。)

第1回の SRE NEXT 2020 は2020年1月に開催され、第2回の SRE NEXT 2022 は2022年5月に開催されました。そして今回、第3回目となる SRE NEXT 2023 を2023年9月に開催します。

来場者は第1回(オフライン開催)が457名、第2回(オンライン開催)が690人と盛況でした。以下リンクは第2回の開催報告レポートです。

https://sre-next.org/business-reports/2022/SRENEXT2022.pdf

今でも SRE NEXT 2020、SRE NEXT 2022 での登壇スライドはSNSやブログなどで引用を見かけたりする等、参加者の皆様のおかげでSREやその周辺の界隈を巻き込んで長期にわたる盛り上がりを見せています。

なぜSRE NEXT 2023を開催するのか

SRE NEXT 2020 でSRE自体の国内における一定規模以上のWeb企業での事例の集約・普及の役割は十分に担えたと考えています。そして、前回 SRE NEXT 2022 ではスタートアップから大企業まで、幅広い業種・領域・フェーズでのSRE Practiceの実践を集約し、より多様なSREの実践が普及していくきっかけを提供したいという思いから 「SRE DIVERSITY」 というテーマを掲げ開催しました。

SRE NEXT 2022にて、0gm (@ktykogm)氏による「街じゅうを"駅前化"する電動マイクロモビリティのシェアサービス「LUUP」のIoTとSRE」等Web企業以外の事例もありましたが、SRE DIVERSITYというテーマを完全に達成できたとは言えないと、私個人としては感じています。それは、これまで同様Web企業での事例が多く、それ以外の事例がまだまだ少ない状況であるためです。

そのため今回も 「SRE DIVERSITY」という価値観を継続していく必要がある と考えておりますし、さらに SRE NEXT 2023 以降も当たり前の価値観に据えたいと考えています。

そこで今回、SRE NEXTはカンファレンス運営にあたっての価値観を改めて整理し直し、Diversityを含む3つの価値観を定義しました。

  1. Interactivity
  2. Diversity
  3. Empathy

3つの価値観について説明します。

Interactivity

SRE NEXT は SRE Loungeのコアメンバーが運営の中心となっています。このことから、SRE Loungeの目的である「双方向性のある意見交換の場にする」ということにSRE NEXT でもこだわっていきたいです。

近年のSRE Loungeはオンラインで開催しているため、SRE Loungeを含めてもオフラインで集まれる場を提供できるのはSRE NEXT 2020 以来の3年半ぶりとなります。また、SRE NEXT 2023 では初のハイブリッド開催になるため、より自由度の高いアイデアを実現できるのではないかと画策中です。(会場にいる方、会場に行けずオンライン参加となっている方の意見交換の場など)

そのためハイブリッド開催という特徴を最大限活かすことが成功に繋がる要素だと捉えており、これまで以上に「Interactivity」を重視したいと考えています。

Diversity

SRE NEXT 2022 でテーマにした通りですが、「スタートアップから大企業まで、幅広い業種・領域・フェーズ... どんなSRE Practiceであっても受け入れること」です。

SRE NEXT 2022にてなぜこのテーマを掲げたか、詳細については SRE NEXT 2022 開催宣言ブログに記載しています。

blog.sre-next.dev

Empathy

Diversityが「どんなSREでも受け入れること」であれば、Empathyは「SRE以外も含めて裾野を広げること」です。

「SRE NEXTとは」にも前述しましたが、SREは思想やプラクティスであり、職責だけではありません。ですので、所属が「SREチーム」だけでなく、「開発チーム」であったとしてもSRE Practiceを実践できます。 また、職責としてのSRE(以降、「SREs」と表記)に求められるものとして、今後はより顧客や利用者のニーズ・状況を意識すること、Product OwnerやCustomer Supportなど他の職責とのコラボレーションによってサービスの価値を高めることが必要になってくると考えています。

このようにSRE Practiceを実践する際には開発者だけでなくProduct ManagerやCustomer Support、時にはCEO等のビジネスサイドのメンバーとのコラボレーションが必要になる場合も考えられます。 これを実現するために、SREsだけでなく開発者などのエンジニア、エンジニア以外のビジネスサイドのメンバーもSRE Practiceを理解することが必要になると感じています。

世界的にもSREsや開発者以外のSRE Practiceの実践、特にビジネスサイドを巻き込んだSRE Practiceの実践に関するセッションは少ないものです。これについては、Jim Gochee氏が書かれた「SRE in 2023: 5 exciting predictions」の予言の1つとして「Reliability will be a growing priority for teams outside of engineering」とあることからも感じ取れます。

enterprisersproject.com

上記のことから、今回のSRE NEXT 2023 のセッションで「Empathy」に該当するセッションを皆さんに提供できるかは挑戦的な目標として捉えています。しかし、今後のことも考慮し、今回からこの価値観を掲げて運営をしていきたいと考えています。

これら3つの価値観を意識して、今回 SRE NEXT 2023 を開催します。

SRE NEXT 2023をどんなカンファレンスにしたいか

過去のSRE NEXTも様々な職責の方にご参加いただいけましたが、今回も同様に多様なエンジニアやエンジニア以外のメンバーが参加し関心を寄せてもらえるようなイベントにできたらなと思っています。 ですので、これから募集させていただく公募するスピーカーにも、信頼性の制御に日々格闘しているSREsとは別の職責の方からもぜひ申し込みをいただきたいです。

ベースはSRE Lounge と同じく、 双方向性のある意見交換の場を提供したいと考えておりますので、オフライン会場での懇親会やランチタイムを用意する方向で動いています。また、双方向性のある意見交換を実現できるような様々な企画を検討しております。

今回はオフラインとオンラインのハイブリッド開催ということもあり前回同様、地方の方々も参加・交流していただける機会を提供できるまたとないチャンスだとも考えています。

SREという思想・プラクティスが限定的な職責や領域の人間だけのものではなく、より民主化・一般化し様々な領域で語られる一助となるイベントを目指します。

終わりに

魅力的なセッションを揃えていくのはもちろんのこと、様々な企画・懇親会などのコンテンツを運営一同、日々検討し動いていますので、是非 SRE NEXT公式Twitterアカウント @srenext をフォローしながら情報発信をお待ちいただければと思います。

ハイブリッド開催ということで前回以上に、参加者やスポンサー様と共に盛り上げながらイベントをより良いものにしたいと考えておりますので、今後ともSRE NEXTをよろしくお願いいたします。

法人化と SRE NEXT 2022

こんにちは。SRE NEXT 2022 運営スタッフでした、sogaoh です。

ご存じな方もおられるかと思いますが、前回 2020 時点では任意団体であった SRE NEXT は、2022年1月20日を設立日として一般社団法人となりました。簡単ではありますが コーポレートサイト も内製しています。そちらに記載の通り、 Site Reliability Engineering (SRE) の浸透・発展 をやっていきます。

今回、無事に 2022 を開催できたことで当面の運営に向けての下地が安定しました。これはひとえに協賛いただいたスポンサー様、素晴らしい発表を披露いただいた登壇者の皆様、時間を割いて開催準備に臨んだスタッフ、そして、盛り上げていただいた参加者の皆様からの賜り物に他ならないと思います。
実は一般社団法人SRE NEXTの理事の1人である自分からこの場を借りて御礼申し上げるとともに、法人化を推進しその上で 2022 に向けて準備を進めていった際に得た知見などを共有しようと思います。何かのお役に立てば幸いです。

法人化まで

そもそも法人化したいという動機ですが、自分が参画する前の任意団体だった頃から、運営負担を軽減する目的で法人カードを切望していました。カードのない経費精算超大変。注力したい事業へ割くべき時間がかなり取られる辛さがありました。

司法書士法人へコンタクト

法人化していくことが内部で決まって、まず探ったことは設立の方法です。
会社設立 freee でだいたいの設立準備をできないか?を問い合わせたのですが、残念ながら一般社団法人の設立には未対応との回答でした。1
そこで、自分の顧問税理士 2 紹介で司法書士の方と繋げていただきました。最初に教えてもらったのは次の情報です。

  • 費用見積もり
    • 数十万
      • 半分以上は国へ納付する。3
  • 法人化実現時期
    • 1〜2ヶ月後
      • 指定して、そこを目標に動いていく、というパターンもあるそうです。
      • 縁起を担ぐなどで日付や時間を指定するお客さんもおられるとか。自分にはその考えはまるでなかったので「へー(言われてみるとそういうふうに考える方っていそうだな)」って思いました。
  • 準備が必要な事項
    • 法人名(その時点で決まってました)
    • 所在地(これはまだ未定でした)
    • 理事・設立時社員の必要人数と、それらの人は印鑑証明書が必要であること
    • 年度の「区切り方」を決めること

定款を作る・必要な書類等を集める

妥当な見積もりだったし、早期設立にもかなり希望が持てたので、そこから粛々と契約と並行してやるべきことを進めていきました。
第一に取り組んだのがいわゆる定款の作成です。設立にあたって必要な事項を、司法書士法人さんから渡されたチェックシートを埋めてお返しすることでほぼそれは完了で、残りの「外堀」をいい感じに整えていただきました。記入した主な項目は以下です。

  • 活動目的(理念)
  • 事業内容
  • 法人形態(営利型か非営利型か)
  • 名称、主たる事業所の所在地
  • 設立時社員、理事、代表理事
  • 設立希望日、決算期
  • 謄本取得通数、印鑑発注するか・どれがいいか

整えてもらった定款案は理事候補がレビュー&フィードバックを数回程度往復し、その結果チェックシートを埋めてから期間にして約2週間とちょっとで定款がまとまりました。この時点でまだ2021年内。なかなかのスピードだったんじゃないかなと思います。

定款をまとめてもらう間に、必要になると話のあった印鑑証明書を理事候補に用意してもらいました。加えて、代表理事@katsuhisa__さん )には運転免許証などの身分証のコピーも必要とのことで、準備してもらいました。 これらを司法書士法人さんに送るのですが、先んじてレターパックで返信用封筒を入れて送ってもらい、その中にはなんというかパーフェクトに「ここに印鑑」「ここに署名」の付箋が、見るだけで間違えようのない感じで指示されてました。これほど丁寧な「紙」、とても久々に見ました。字を書く機会が大変少なくなっていたので、こういったところになんというか美しさを感じたのは久しぶりでした。

法人等番号から法人番号を知る

年が明け、理事からの委任状と定款も提出されたであろう頃から1週間後くらいに登記の状況確認メールを入れたところ、ちょうど「手配は整った、設立日を選んでください」との返信をもらいました。
こうして、2022年1月20日を設立日として、一般社団法人SRE NEXTが爆誕したのですが、「法人番号通知書は法務局から送られてくるまで待っててね」とのことでぼーっとしてました。
そうしていたら、「登記簿4は?もう司法書士法人さんは入手してるはず」と聞いて、そういうものだと知らなかった自分、あわてて連絡を取りました。それへのコメントは「ちょうど送りました」だったと記憶しています。
程なく登記簿が届き、法人等番号を知りました。おおおーと勇んで法人番号公表サイト 5 で我々の登記情報を確認しようとしたのですが、「法人番号から調べる」で入力を求められているのは 13 桁の半角数字。登記簿にあるのは 12 桁。「あれえ?」となりました。そんなことを言ってると、先の「登記簿は?」と指摘入れてくれた先輩、法人番号のチェックデジット12桁から13桁への調べ方マイナンバーにおける法人番号の検査用数字を計算 のサイトを教えてくれました。
こうして、法人番号通知書が届く前に法人番号を知り、次にやるべきいろんなことに動き出したのです。

法人化してから

口座開設に奔走

法人設立して第一に行ったのは口座開設です。ネットバンク系とメガバンク系を並行してあたりました。
ネットバンク系はオンライン+郵送で手続きが完了しました。書類がちゃんと整っていたようで、結果的にはすんなりと開設できましたが、過程でいくつか知ったことがあり、列挙しておきます。

  • 「業務内容確認資料」が必要
    • ホームページがあると URL を記載すればOKになるので、事前にある程度のものを作った方が良いです。
    • ホームページがあっても、法人設立届出書の控えが必要
      • 管轄税務署・都税事務所・市区町村役所の3通りがあることを後で知りました。管轄税務署にダッシュで行ったのですが、確定申告の時期で駐車場が使えず、コインパークから歩いて行ったりもしました。。
  • 手続きを代表理事以外が行う場合、委任状が必要
    • 最初にあたったネットバンクではなかったのですが、代表理事の「自筆」の委任状を求められる場合があり、そうなると郵送が必要です。
    • 法人の印鑑証明書でOK、なケースもあります。

メガバンク系の口座開設申し込み、一発目は断られました。ショックでしたがそういうものらしいです。"なるほどこれが「社会的信用か」"と思い知った瞬間でした。直接窓口に行って、受付担当となった方に「SREとは?」を説明などしたのですが。あと、「実質的支配者」という用語も申請書類を書いたときに初めて知りましたね。。語感がゴツい。

ネットバンク系で口座は開設できたのですが、海外への送金に備えておくために、メガバンク系二発目に挑む必要がありました。そこで選択した金融機関での法人口座開設には 8 種類もの書類が必要で、これまでにない以下の書類を準備しました。

  • 出資者名簿
    • なんとなく作りました(絶対的な形式は特になさそうです)
  • 財務状況を確認できる書類
    • 会計SaaSから出力する試算表・総勘定元帳を持参しました
  • 法人番号通知書
    • 法人番号公表サイトを利用すればそれの印刷で良いのですが、このときは「紙」が必要なの!?と驚き、取っておいてよかったあ、と思いました

他には登記簿・印鑑証明書・来店者の身分証・法人設立届出書の控え、といったこれまでに出てきたものが必要でした。どんな口座開設でもほぼ必要になるので、多めに確保しておいた方が良いです。これは前出の先輩のアドバイスでもあります。一方で、多く確保しすぎると、「まだある」という状況でもときどき「直近3ヶ月以内」が要求されるので、後で使おうとして無効となる可能性があることに要注意です。自分の場合、法人スマホを契約するときにそれを認識することになりました。。

今ではこの二発目で口座開設ができているのですが、初期設定の送金金額上限が 5 万円で、これじゃあ・・・という状況であることに最近気がついたので上限額の切り上げを申請しています。ここの確認とても大事です。。
それにしても法人と個人では事業規模が全然違うので、かなりドキドキしながらやってます。何も悪いことしてないのにw。

コーポレートサイトオープン

口座開設の前にできていれば尚よかったのですが、結局のところ間に合わなかったのでホームページは前回 2020 の公式サイトで書類には書くことにしてました。それはそれで当時の我々のやっていることを示すページではありましたが、法人名の記載がないといったやや致命的なところもあると感じていました。
2022 の公式サイトもちょうどその頃に整備が始まって、サイト構成の調整に便乗して法人サイトも作ることにしました。一気に、ドメイン取得して、サイトに載せることを検討し、突貫工事な様相を否めないですが構築着手から実質 2 日目に コーポレートサイト をオープンしました。
アピールはしてこなかったのですが、以下 2 つのページは準備のタイムラインと事後の情報公開を一覧化しており、意外に便利です。

SRE NEXT 2022 までに整えたこと

やはりここまでに書いた、法人化前後の過程が自分には印象深いですが、その他にも SRE NEXT 2022 終了までにいろいろなことがありました。だいぶ長くなっているので手短に列挙していく形で並べておきたいと思います。

任意団体から法人化する場合の期初繰越処理

税理士さんに相談して、以下のようなコメントをもらいました。
(これは今回の SRE NEXT の場合という一例です。全てに当てはまるというわけではない点をご了承ください)

  • 税務会計については、任意団体からの資産の引継ぎは寄附に該当する
    • これを会計SaaSで処理しようとして勘定項目「寄付金」にするとそれは支出の項目だったので後で収入の項目に直しました。。。
  • 任意団体側で収益事業6がある場合には課税の対象となり、法人税の申告が必要
    • その際に法人への寄付金は経費になり、収益から控除することができる
      法人税法上は経費として認められるのは一部)

士業法人との顧問契約

財務・法務(・労務)面の対応について、特に法人化の初期段階では煩雑で負荷が高いので、士業法人との契約を行って主力事業(今回で言うと SRE NEXT 2022 の準備等)に注力できるようにしました。

  • 対応レスポンスの早さを考慮して個人経営ではなく複数人メンバーの所属する税理士法人を選択
  • 労務面に関しては、当面は役員報酬を支払わないこととしたため「何もしない」で済ませた7
    • 顧問契約が不要のスポット(単発)の労務手続き対応を社労士さんに依頼するサービスがいくつかあるが、利用しなかった
  • SRE NEXT 2022 で何件か覚書を締結したが、レビューは全て内部で行った
    • 法務面の整備は今後の課題に感じています
  • 4月に法人事業税・都民税・市民税8を納付しました
    • 毎年3月が区切りとなるようで、今年の1〜3月分を納めました

社用スマホを契約

設立手続き当初は個人の携帯を電話連絡先にしていました。口座開設のあたりではだいぶ活躍していたのですが、その後は何もなく、個人への連絡と混ざるとアレかなあと気が付くことがちょっとあって、社用スマホ導入を相談し、合意を得て契約をしました。

  • 登記簿や印鑑証明書などがだいたい必要そう
    • 直近3ヶ月のものを要求されることがあるので発行日要確認
  • 所属を証明するのに社員証か名刺を求められるケースが多そう
    • 突貫でオーダーして、翌々日に入手しました
  • ベンダーによってはもしかしたら委任状が必要な場合があるかもしれないです
    • 今回は必要なしでした

そして、これから

無事に SRE NEXT 2022 が終了し、ひと段落、というところですが、少々の事後処理はもちろんあります。それらが落ち着いたら、会員制度9の整備や長期的な計画を検討して法人運営をやっていく予定です。目的である、Site Reliability Engineering (SRE) を浸透・発展させる を達するために。
今回出た課題もそれなりに多いのですが、一方でもっと影響力を発信していきたいという野望というか理想もあり。一歩一歩、やっていきたいと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


  1. 2021年12月3日時点

  2. 当時自分ははまだ個人事業主でした。顧問契約を結んでいて、確定申告や日々の会計記録をチェックしてもらっていました。

  3. refs https://www.koueki-houjin.net/seturitu/keihi.html

  4. 「履歴事項全部証明書」の通称。

  5. https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

  6. NPO法人の法人税について~収益事業の種類と具体的判定 – NPOや中小企業を応援する公認会計士・税理士事務所 アイケイ会計事務所 の説明がわかりやすい

  7. 所管の年金事務所から「厚生年金保険・健康保険の加入状況にかかる調査票」は郵送でやってきました。ありのままに回答して返信。

  8. refs https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_04.html

  9. 今回集まったスタッフは一般社団法人におけるいわゆる「会員」に該当する形になると思っています。ただし、正式な会員制度もまだ整っていないですし、何かを契約したわけではなくあくまでボランタリーでした。

ミクシィグループにおけるSREの取り組みをご紹介します〜2022年度版〜

SRE NEXT 2022 にご参加予定のみなさま、こんにちは! 株式会社ミクシィのちはっぴー (@charlielog_ggg)です。

本記事では、弊社メンバーのセッションと、弊社におけるSREの取り組みについてご紹介いたします。

セッション

弊社からは3名登壇予定です。当日をお楽しみに!

弊社SREのその他の取り組み

ここからは、取り組み事例をご紹介していきます!

事例①「 Ruby on Rails x Kubernetes におけるObservability向上」

「家族アルバム みてね」のサーバーサイドでは、サービス開始当初からRuby on Railsを使って開発を進めてきました。この数年でRailsアプリケーションの実行環境はKubernetes(EKS)へと移行を終えましたが、障害を起こさず安全に移行するためにObservabilityを向上させることが非常に重要でした。
移行に伴うさまざまな変化によってユーザーに悪影響を与えないよう、常にRailsアプリケーションやKubernetesに起きていることを把握するためにNew Relicを活用していました。


▼具体的な活用方法はこちら

事例②「QAグループと協力して自動テストの自動化をさらに進めた話」

開発本部QAグループでは、MagicPod(R)というテスト自動化クラウドサービスを利用してサービスの新機能・回帰テストを実行しています。
その際、リリース前ではIAP(Identity-Aware Proxy)を用いて社内限定でアクセス制限をかけることが多いため、MagicPodからのテストでそれらの認証を通過し安全にかつテスト自動化を進めるお手伝いをした事例をご紹介します。


▼詳細はこちら

おわりに

最後に、ミクシィグループではSREを大募集中です。

▼ 募集中の求人はこちらで検索!
https://mixigroup-recruit.mixi.co.jp/jobs/

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

たくさんのご応募お待ちしております!